御本殿東側の東末社にお祀りしている「池島殿」の祭典で、古くから手足の守り神として広く信仰されています。御祭神は賀具土命(かぐつちのみこと)、奥津彦命(おくつひこのみこと)、奥津姫命(おくつひめのみこと)の三柱をお祀りしています。池島殿という名前は、その昔境内に池があり、そこに島があったからといわれる。手足の病に悩む方は当宮で御初穂料を払い、お守りのミニ草鞋をいただく。池島殿に願いをかけ、草鞋を持ち帰り、自宅の神棚などにあげて祈願。良くなると草鞋を池島殿に供えてお礼参りをします。また、子どもの満一歳の誕生日のお祝いにも足が丈夫になりますようにという祈りを込め、この草鞋をはかせて餅をふませる習わしがあります。社殿の格子には、こうした祈願の人たちが供えた草鞋がいくつも吊り下げられています。
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