敵国降伏のいわれ その真意 筥崎宮楼門に掲げられる敵国降伏とは、 鎌倉期に亀山上皇が納められた御宸筆(天皇の自筆)を、 楼門建立の際、小早川隆景公が模写拡大し掲げたものです。 その真意は、武力で相手を降伏させる(覇道)ではなく、 徳の力をもって導き、相手が自ずから靡(なび)き降伏するという、 王道である我が国のあり方(真の勝利)を説いています。