楼門に向かって右側に亀山上皇奉安殿がございます。
今からおよそ750年前に、博多の町は蒙古襲来により二度戦火にみまわれ、筥崎宮もご社殿を焼失しました。
この際、第90代天皇の亀山上皇様が「敵国降伏」のご宸筆を奉納され、博多の街は無事におさまりました。
その亀山上皇様の木彫の御神像が、楼門向かって右側に奉安されています。
この木彫像を制作したのが、博多出身の彫刻家山崎朝雲(やまさきちょううん)です。高さ約6メートル・重さ1トンを超える、近代彫刻史に輝く大作でございます。
どうぞ我が国の未曾有の困難に立ち向かわれた、亀山上皇様の御神徳をいただいて、ご家庭のご繁栄とご平安をお祈り下さい。
※県庁前の東公園にそびえ立つ銅像の原型になります。
また、新型コロナ感染予防として参拝の皆様の混雑暖和をはかる為、適度な間隔を開けて、御参拝頂きますようお願い申し上げます。
皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
筥崎宮社務所